お金のことを常に気にしながら飲む私にとって、発泡酒というのは強い味方だ。もっと頼りになるのが第三のビール。もう最悪、炭酸水でもいいんじゃないかと思えたりもするのだが…

ひとつ難点がある。

おいしくないのだ。

特に第三のビール。今までさんざん飲んできたが、冷静に考えればあんなにおいしくないものをなんでお金出してまで飲まなきゃならんのだろうか。

韓国製の謎だらけの第三のビールを嬉しそうに買って帰るおっさんがいたので、一度どれだけうまいのか確かめてやろうと思って買ったら、あまりのマズさに一口だけ飲んで捨てたことがある。

実はここ最近、ちょっとだけ飲むのをやめていて、久々だから「プレミアムビール」なるものに手を出したのだが、これがもう、うまいのなんのって。

まさに犯罪的なうまさ。

金持ちは高層マンションで毎日毎日こんなもん飲んでんのかと驚愕したのである。

まぁ、実際はそんな感動したわけじゃないけれど、たまに飲むプレミアムビールと毎日飲む第三のビール、どっちが金かかるかって言ったら後者の方である。禁欲と快楽をうまい具合にコントロールすれば生活はより豊かになるんじゃないかと思った。